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アサヒなどビール3社/中びんを10グラム軽量化、「擦り傷対策びん」導入

2014年07月08日 / 経営

アサヒビールとサントリー酒類、サッポロビールのビール3社は7月8日、共通で利用している500ミリリットルサイズの中びんについて、軽量化した「擦り傷対策びん」を導入すると発表した。10月から順次、利用を開始する。

<左が従来型の中びん、右が「擦り傷対策びん」>
左が従来型の中びん、右が「擦り傷対策びん」

びんの胴部を0.2~0.3ミリメートルほどへこませることで、擦り傷のできる面積を減らし、ラベルを保護する。従来の中びんは、製造時や配送時に擦り傷ができることが課題とされてきた。

さらに、今回の取組は、びん1本あたり10グラムの軽量化にもつながる。「擦り傷対策びん」への切り替えが完了した場合、びんの製造時と配送時に排出されるCO2量は、3社合計で年間約175トン削減されるという。

3社はこれまで、中びんと633ミリリットルサイズの大びんで、共通利用を進めてきた。

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