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ロート製薬/4~6月期は66%減益、消費増税の影響などが重し

2014年08月07日 / 経営

ロート製薬は8月7日、2015年3月期第1四半期(4~6月)連結決算を発表した。

売上高は前年同期比0.3%増の300億円、営業利益は75.5%減の6.9億円、経常利益は65.2%減の11億円、純利益は66.2%減の6.4億円だった。

地域別でみると、国内では5.3%減収。消費増税前の駆け込み需要の反動減などが影響を及ぼした。一方で、海外が伸長し、国内の減収分を補った。米国は9.9%増、欧州は13.2%増、アジアは13.7%増。

利益面では、国内の減収に加え、消費増税に対応し、販促費や広告費を積極的に投じたこと、新規分野への研究開発費などが増加したことなどで、各利益とも減少した。

通期予想は下方修正した。営業利益を従来予想の170億円から160億円(前期比4.9%減)に、経常利益を172億円から165億円(3.5%減)に、純利益を106億円から101億円(12.9%増)に、それぞれ引き下げた。4~6月期の進捗状況を反映させたとしている。

売上高については、従来予想の1520億円(5.7%増)を据え置いた。

為替の想定レートは、1ドル=102円を維持。

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