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ロート製薬/通期の各利益予想を下方修正

2014年11月11日 / 経営

ロート製薬は11月11日、2015年3月期第2四半期(4~9月)連結決算を発表した。

売上高は前年同期比4.1%増の672億円、営業利益は29.9%減の51億円、経常利益は27.3%減の56億円、純利益は20.9%減の35億円だった。

地域別でみると、国内では0.4%増収。消費増税に絡む駆け込み需要の反動減の影響は残ったものの、増収を確保した。

米国は9.2%増、欧州は16.9%増、アジアは12.1%増。円安などが寄与する形が続いた。

利益面では、販促費や研究開発費の増加などが、引き続き重しとなった。

通期業績については、各利益予想を下方修正すると発表した。営業利益を従来予想の160億円から155億円(前期比7.9%減)に、経常利益を165億円から160億円(6.4%減)に、純利益を101億円から100億円(11.8%増)に、それぞれ引き下げた。

増収減益となった4~9月期実績を踏まえた。下期に、国内外とも先行き不透明な状況が続くと想定している点も考慮した。

売上高については、従来予想の1520億円(5.7%増)を据え置いた。

一方、為替の想定レートについては、従来の1ドル=102円から、105円と円安方向に修正した。

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