ロート製薬/2013年3月期は売上・営業益・経常益が過去最高
2013年05月15日 / 決算
ロート製薬は5月15日、2013年3月期連結決算を発表した。売上高は1291億4600万円(前の期比7.4%増)、営業利益は143億8000万円(5.5%増)、経常利益は147億3000万円(7.6%増)、純利益は80億8700万円(1.2%減)だった。純利益を除き、すべてで過去最高となった。
国内においては、今春の花粉飛散量の増加により「アルガード」ブランドが堅調だったほか、新製品の投入で機能性化粧品「オバジ」ブランドが好調に推移した。
海外では、景気の減速感が漂う欧州において現地通貨ベースでは減収となったものの、円高修正の効果により円換算後に増収となった。アジアにおいては、「肌研(ハダラボ)」などの積極展開により大幅な増収となった。
利益面では、投資有価証券評価損などを特別損失として計上したことが、純利益の押し下げ要因となった。
2014年3月期は、売上高を1420億円(前期比10.0%増)、営業利益を160億円(11.3%増)、経常利益を163億円(10.7%増)、純利益を103億円(27.4%増)と予想している。
21期連続の増収、利益面では過去最高益の更新を見込む。
想定為替レートは、1ドル=95円。