流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





カゴメ/青森県の「カゴメ十和田メガソーラー発電所」が稼働

2014年08月28日 / 経営

カゴメは8月28日、子会社のカゴメ不動産が運営するカゴメ十和田メガソーラー発電所で、同日から発電を開始したと発表した。

<カゴメ十和田メガソーラー発電所>
カゴメ十和田メガソーラー発電所

同発電所は、トマトジュースを製造していたカゴメ十和田工場の跡地を利用して建てられた。4月から、5万9000㎡の遊休地に、5.5億円を投じて7200枚のパネルを設置。出力は1890kW(キロワット)、年間発電量は2025MWh(メガワット時)を予定している。

カゴメグループは、2013年6月から、工場や配送センターの跡地を利用する形で、今回の発電所を含めて国内の3か所で太陽光発電事業を行っている。

計画では、青森県、山梨県、福岡県の3か所合計で、年間6875MWh(メガワット時)発電する。これは、同社グループが国内で消費する電力の約12%に相当し、食品メーカーが行っている太陽光発電事業では、最大級の規模という。

3月11日に売電された金額については、同社を含む3社が東日本大震災で被災した子ども向けに設立した奨学基金「みちのく未来基金」に、20年にわたって寄付する予定だ。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧