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伊藤園/5~7月期は68%減益、販売費増が圧迫

2014年09月01日 / 経営

伊藤園は9月1日、2015年4月期第1四半期(5~7月)の連結決算を発表した。

売上高は前年同期比0.4%減の1187億円、営業利益は60.6%減の21億円、経常利益は61.6%減の20億円、純利益は68.6%減の9億円となった。

中核となるリーフ・ドリンク事業は1.0%減収。営業利益は74.3%減少した。

同社単体での、ドリンク事業の販売実績内訳をみると、コーヒーが9.9%増と好調。日本茶・健康茶は0.5%増、果実飲料は4.3%増、炭酸飲料は0.9%増だった。

一方、野菜飲料が13.7%減と低迷。中国茶は3.0%減、紅茶は1.0%減。ミネラルウォーターは14.1%減、機能性飲料は21.1%減だった。

タリーズコーヒージャパンを擁する飲食関連事業は10.1%増収、営業利益は3.3%増加し、好調さを維持した。

競争激化を受け、販管費が6.3%増え、約30億円増加したことなどが、利益面での圧迫材料となった。

通期予想は据え置いた。売上高を前期比4.1%増の4555億円、営業利益を9.0%増の230億円、経常利益を7.2%増の220億円、純利益を8.3%増の131億円と見込んでいる。

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