グリコ／4～12月期は12.2％経常増益

2015年01月30日／経営

江崎グリコは1月30日、2015年3月期第3四半期（4～12月）の連結決算を発表した。

売上高は前年同期比0.8％減の2441億円、営業利益は2.9％増の126億円、経常利益は12.2％増の155億円、純利益は95.7％増の189億円だった。

セグメント別では、菓子が12.9％増収、冷菓が4.5％増収、牛乳・乳製品が1.4％増収。一方、食品は1.3％減収。

為替差益により、経常利益が下支えられた。固定資産売却益を特別利益に計上したことで、純利益も大幅に増加した。

4～12月期業績を踏まえ、同日、通期予想を修正すると発表した。経常利益を従来予想の143億円から155億円（前期比14.5％増）に、純利益を175億円から186億円（68.6％増）に、それぞれ引き上げた。

一方、売上高は前期並みの3154億円、営業利益は125億円（7.3％増）とし、従来予想を据え置いた。

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