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カゴメ/通期の利益予想を引き上げ、固定資産売却で特別利益計上

2015年01月30日 / 経営

カゴメは1月30日、2014年12月期に特別利益を計上するほか、税効果会計を適用する見込みとなったため、通期予想を修正すると発表した。

同社は、東京支社の移転に伴い、旧社屋とその土地を売却した。これにより、18億円の固定資産売却益を特別利益として計上する。

さらに、カゴメは、中国における野菜飲料事業で、経営体制を一新した新会社「可果美(上海)飲料有限公司」を設立し、既存の「可果美(杭州)食品有限公司」を清算することを決定。

清算にあたり、繰延税金資産を計上し、会計上、9億円の法人税等調整額のマイナスが発生する結果、純利益が増加する。

これらを踏まえ、同社は通期業績予想を修正した。経常利益を従来予想の48億円から49億円に、最終利益を25億円から43億円に引き上げる。

一方、売上高は1620億円から1590億円に、営業利益は46億円から43億円に引き下げる。

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