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カゴメ/14年12月期は売上高1953億円、最終利益43億円

2015年02月12日 / 経営

カゴメは2月12日、2014年12月期(4~12月)通期の連結決算を発表した。

売上高は1593億円、営業利益は43億円、経常利益は49億円、純利益は43億円だった。

同社は14年12月期から、決算期を3月末から12月末に変更しており、同期は9か月の変則決算となる。その影響などで、前年同期比での数値は出していない。

参考値として出した前年同一期間との比較では、売上高が0.6%増、営業利益が32.7%減、経常利益が29.1%減、純利益が4.6%減だった。

参考値でみると、国内は減収、海外は増収となった。国内減収の要因は、消費増税に伴う駆け込み需要の反動減や、他の飲料製品との競争が激化したため。海外の増収は、2013年12月に連結化した子会社や円安などが寄与したことなどによる。

利益面では、国内においては、減収に加え、輸入原材料価格の上昇などが圧迫材料となった。海外では、のれんの償却などが負担となった。

2015年12月期については、売上高を2000億円、営業利益を71億円、経常利益を76億円、純利益を40億円とみている。

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