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味の素/4~6月期は13%増益、円安が海外事業をサポート

2013年07月31日 / 決算

味の素は7月31日、2014年3月期第1四半期(4~6月)連結決算を発表した。

売上高は2420億8000万円(前年同期比3.6%減)、営業利益は144億4500万円(25.0%減)、経常利益は163億8900万円(21.4%減)、純利益は113億2900万円(13.0%増)となった。

売上高は、為替がポジティブ要因となったものの、前年同期と比較して、カルピスが連結対象を外れていることの影響を受けた。

セグメント別の売上高は、国内食品が27.3%減、医薬が7.6%減。

一方、海外食品は23.5%増、バイオ・ファインは10.7%増だった。円安が海外食品の売上を137億円、バイオ・ファインを77億円押し上げた。

利益面では、減収に加え、飼料用アミノ酸事業が減益となったことが下押し要因となった。

もっとも、有価証券投資損が大きく減少したことや、法人税などの一部還付などにより、純利益は増加した。

通期予想は据え置き。売上高を1兆190億円(前期比3.5%増)、営業利益を750億円(5.3%増)、経常利益を790億円(2.4%増)、純利益を490億円(1.3%増)と予想している。

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