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カゴメ/4~9月期は43%減益

2014年10月27日 / 経営

カゴメは10月27日、2014年12月期(4~12月)第2四半期(4~9月)の連結決算を発表した。

売上高は1028億円(14年3月期第2四半期比0.9%減)、営業利益は32.5億円(35.1%減)、経常利益は36億円(34.1%減)、純利益は22.5億円(43.6%減)となった。

国内の売上高は5.5%減の922億円。飲料事業において、野菜飲料が、消費増税後の反動減を引きずった上、ほかの飲料との競合激化や夏場の天候不順などが響き、売上が前年を下回った。一方、乳酸菌飲料は、プラスとなった。

食品事業も、消費増税の影響を受けた4~6月期の低迷分が響き、4~9月期ではマイナスとなった。もっとも、7~9月期では堅調推移となり、前年同期を上回る水準に回復。

一方、海外の売上高は32.8%増の198億円。

利益面では、減収に加え、輸入原材料価格の上昇や円安による原価率の上昇などが、引き続き圧迫材料となった。

通期予想は据え置いた。

売上高を1620億円、営業利益を46億円、経常利益を48億円、純利益を25億円と見込んでる。

同社は、今期から決算期を3月末から12月末に変更したため、今期は4~12月までの9か月の変則決算となる。このため、通期予想も9か月の期間で出している。

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