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花王/1~9月、営業利益36%増

2015年10月23日 / 経営

花王が10月23日発表した2015年12月期第3四半期の連結決算は、売上高が前年同期比5.5%増の1兆624億7700万円、営業利益は36.2%増の1102億3800万円、経常利益が34.5%増の1135億5700万円、純利益は34.6%増の682億円だった。

売上高は、コンシューマープロダクツ事業で、日本において、市場の伸長、新製品の発売、販売促進活動のさらなる強化により、伸長。海外の売り上げも、アジアを中心に順調に推移した。ケミカル事業は、原料価格変動に伴う販売価格の改定、一部の対象業界での需要減の影響を受け、為替変動の影響を除く実質では減収となった。

利益面では、主に日本のヒューマンヘルスケア事業、アジアのコンシューマープロダクツ事業の増収効果と、天然油脂や石化原料を中心とした原材料価格の低下などにより、好調に推移した。

また、2015年12月期通期の連結決算予想は、第3四半期連結累計期間の実績、原材料価格の低下などの影響を反映し、利益面を上方修正。

売上高は1兆4700億円と据え置いたが、営業利益が前回予想比50億円増の1550億円、経常利益は50億円増の1580億円、純利益が40億円増の910億円を見込んでいる。

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