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SBIHD／ゲオと業務提携

2009年08月28日 ／ 経営

SBIホールディングスは8月28日、ゲオとの包括的業務提携と共同出資による事業会社の設立で基本合意したと発表した。

今回の業務提携は、SBIグループがインターネットなどで提供してきた損保・生保・カードなどの金融サービスを、ゲオグループのDVD・ゲーム・書籍などを取扱う複合メディアショップの店舗網で展開する。

業務提携の内容は、詳細は今後両社で協議するが、現時点ではゲオグループの会員向けに金融商品・サービスの提供を目的とした合弁会社（東京都港区）を今秋を目処に設立することが内定している。

合弁会社の社名は未定だが、代表取締役には西本勝・SBIホールディングス新規事業企画部長が就任し、取締役には北尾吉孝・SBIホールディングス代表取締役CEO、沢田喜代則・ゲオ代表取締役会長も就任する予定。出資比率はSBIホールディングス51％、ゲオ49％。

新会社では、ゲオオンラインやゲオグループ会社のぽすれんなど、無店舗・非対面型の事業拡大に対応し、住信SBIネットバンクやSBIカードを利用した多様な決済機能をゲオのネット会員に提供する。またゲオグループ会員に対し、SBIグループの低コストな金融商品・サービスを紹介。

今回の提携に先行して7月23日よりSBI損害保険が提供する自動車保険見積りの広告を、ゲオが発行するフリーペーパー「Ggetpress」に掲載し、見積り利用者に対し、ゲオショップで利用可能な商品券500円分を進呈する特典を実施中。また、ゲオの350店舗でもチラシを設置した。今後はSBIグループの他の金融商品の紹介も検討し、設置店舗数を順次拡大していく。

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