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パルシステム/フードマイレージが低い国産食物をアピール

2009年08月06日 / トピックス

大地を守る会、パルシステム、生活クラブ、グリーンコープ連合の4団体は9月1日、輸送距離「フードマイレージ」が短い国産のものを食べることを各団体の180万世帯の会員や社会へ呼びかける「フードマイレージ・プロジェクト」を開始する。

大豆や小麦など日常的によく食べるにも関わらず自給率が低い5ジャンル約1770品の商品をフードマイレージ対象商品とし、減らせたCO2量をカウントすることで消費者の国産を選ぶ意識を高めることを目的とする。各団体の商品カタログなどで対象品目の食品の輸送時のCO2排出量を提示する。

各団体で会員が国産を選ぶことで減らせたポコ(poco)を算出し、新設するホームページで報告をする。フードマイレージの取り組みは2005年に大地を守る会が開始し今回、4団体に拡大した。今後は他の流通団体にも働きかけていく。ポコは、食品重量や含有比率に輸送距離や輸送手段のCO2排出量係数を乗じた単位。

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