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日本冷凍食品協会/冷凍食品購入時に「製造工場が中国以外」75%

2010年04月24日 / トピックス

日本冷凍食品協会は4月23日、3月1日~3日の間に、インターネットで25歳以上の既婚女性500人にアンケート調査した「冷凍食品の利用状況実態調査結果」の概要を発表した。

それによると、冷凍食品の利用頻度では、利用頻度は「週2~3回」との回答が31.6%と最も多く、「週1回」が23.0%、「月2~3回」が20.2%となった。平均は「2.0回/週」で、年齢別では、35~44歳、45~54歳がともに平均2.2回/週となり、25~34歳の1.9回/週などより多くなった。

仕事の有無別では、平均は有職主婦が「2.1回/週」、専業主婦が「2.0回/週」と同程度となっている。

冷凍食品の購入目的では、「料理に使う素材として(野菜ミックスなど)」が59.8%となり、「自宅で食べる夕飯(おかず)として」が50.8%、「お弁当のおかずとして」が48.0%となっている。

夕飯、昼ごはん、それに「自宅で食べる朝ごはん(おかず)として」(14.0%)を合わせた自宅で食べる食事としての利用は63.8%に上った。

冷凍食品を購入する際重視する点を聞くと、「原材料産地の表示がある」が87.6%、「信頼できるメーカーであること」が86.6%と8割を超えた。以下、「原料が国内産」が77.6%、「製造工場が国内」が77.2%と続いた。

このほか、「価格が安いこと」も75.4%、「製造工場が中国以外」が75.2%、「原料が中国産以外」が73.8%と7割超となっており、依然中国産の食品への不信感は根強いことが分った。

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