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日本政策投資銀行/イオンモールに環境格付融資、50億円実施

2009年01月04日 / トピックス

日本政策投資銀行は12月30日、イオンモールに対し環境格付融資を50億円実施した。

「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて3段階の適用金利を設定する「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資制度。

イオンモールは、今回の環境格付では、独創性に富んだ高いレベルの取組みを高く評価しており、イオンモールは過年度に続き、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得した。

取り組み内容は、各ショッピングモールへの省エネ・新エネ技術の導入や設備・運営ノウハウの改善によりハード・ソフト両面にわたる温暖化対策、地域の顧客と取組む「イオンふるさとの森植樹祭」をはじめ、モール周辺への植樹を合わせ累計172万本の植樹活動。さらに、モール内への環境展示スペース設置などによる積極的な環境啓発活動、入居テナントを巻き込んだ3R/排水対策など。

また、イオンモールは、「原単位当たりCO2排出量」を5年以内に5%以上削減するとの誓約締結に合意したことから、国からの利子補給金の交付決定に基づき、地球温暖化対策資金に係る貸出金利を1%優遇した。

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