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イオンモール、オリックス/大型ショッピングモールでカーシェアリング

2010年08月26日 / トピックス

イオンモールとオリックス自動車は8月26日、大型ショッピングモールを拠点としたカーシェアリングサービスを共同で展開すると発表した。

9月1日からイオンモール新瑞橋(名古屋)とイオンモール鶴見リーファ(大阪市)にて、10月1日には京都ファミリー(京都市)にてショッピングモール駐車場のカーステーション化を行う。イオンモールは、パンフレットの設置やポスター掲示などを通じて、カーシェアリングサービスを案内する。

低炭素社会への移行が全世界的な課題となっているなか、CO2排出量を減らしていくことがリーディングカンパニーとしての責務とイオンモールは考えている。同社は、これまでも太陽光発電用パネルや氷蓄熱システムの導入のほか、屋上(壁面)緑化、サインや照明へのLED採用など、エコロジーを考えた設備の導入や自然エネルギーの活用に力を入れてきた。

環境負荷低減に役立つカーシェアリングをショッピングモールに導入することによって、周辺エリアの車の台数が減り、環境負荷の低減につながると同社は見ている。イオンモールは、「コミュニティ機能の充実」「地域に根ざしたモールづくり」に役立つと考え、今回の導入に至った。

オリックス自動車は、2002年からカーシェアリング事業を展開し、現在は関東(東京、神奈川、千葉、埼玉)、中部(愛知、三重)、近畿(京都、大阪、兵庫)の各エリアにカーステーションを設置している。

カーシェアリングに使用する自動車から排出されるCO2のすべてを自社でオフセットしているだけでなく、自動車に備え付けのカーナビゲーションには走行時の燃費とCO2排出量が表示され、ユーザーのエコドライブ度が5段階で表示される専用車載システムを導入するなど、環境に配慮したカーシェアリングを推進している。

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