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新刊/「コンビニチェーン進化史」創成期を経営者の言葉で解説

2020年02月14日 10:00 / 経営

イースト・プレスは2月10日、「コンビニチェーン進化史」を刊行した。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手コンビニのみならず、いまはなき、サークルK、サンクス、ココストア、am/pmなどが群雄割拠したコンビニ創成期から現在の24時間営業問題に至るまでの過程を、当時の経営者の言葉を引用しながら解説した書籍。

例えば、1979年3月、日本能率協会が主催するセミナーで、鈴木敏文氏は「(コンビニの)店舗展開の可能性としては、2000~3000店といいましたが食品小売業75万軒の1割の7万軒、少なくとも5万軒はCVSの可能性ありとして考えています」と述べたことを、専門誌から引用。コンビニ創成期の経営者が、その時々に、どんなことを語ったのかを、明らかにしている。また、ミニストップ1号店の店長は、現在のイオングループの岡田元也グループCEOであったなどのエピソードも豊富にちりばめている。著者は、「月刊コンビニ」「飲食店経営」の編集長を歴任した流通ジャーナリストの梅澤聡氏。

<コンビニチェーン進化史>
コンビニチェーン進化史

目次
はじめに
第一章「コンビニエンス・ストア」の夜明け
第二章 新興勢力参入による「コンビニ群雄割拠」
第三章 コンビニの屋台骨を支える「巨大流通システム」
第四章 需要を創造する「コンビニ食」
第五章「インフラ化」するコンビニ
第六章「ビッグ3競争時代」と「コンビニの未来」
おわりに

■概要
書名:「コンビニチェーン進化史」
著者:梅澤聡
発売日:2020年2月10日
発行元:イースト・プレス
定価:本体860円
半径:新書判
ページ数:296頁

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