三井住友カード／セブンイレブンでVポイント最大10％還元、スマホ決済推進

2024年10月01日 16:59 ／経営

三井住友カード、CCCMKホールディングス、セブン-イレブン・ジャパンは10月15日、全国のセブン-イレブンで最大10％のVポイントが貯まる・使える、セブンマイルをVポイントに交換できるサービスを開始する。

＜セブン-イレブンでVポイント最大10％還元＞

これまで三井住友カードとセブン-イレブンでは、三井住友カードが実施する「対象のコンビニ・飲食店で最大7％ポイント還元」施策で、セブン-イレブンで三井住友カードのスマホのタッチ決済を利用した場合、通常ポイントを含む最大7％のVポイントを還元していた。

今回、セブン-イレブンでのVポイントサービスを強化。セブン-イレブンの買物で貯めたセブンマイルをVポイントに交換できるようになり、三井住友カードのクレジットカードのスマホ決済の利用で、セブンマイルの交換と合わせて計10％のVポイントが付くようになる。毎週金曜日限定で、三井住友カードを持たないV会員でも最大10％のポイント還元サービスが受けられるという。

＜三井住友カードの大西社長＞

セブン-イレブンとの協業に当たり、三井住友カードの大西幸彦社長は「セブンマイルとVポイントがつながることで、双方のお客様にこれまで以上のお得を実感してもらえるのではないかと考えている。

今後、カードをスマホと連携したタッチ決済はますます加速するだろう。世界全体ではタッチ決済比率が既に80％を超えており、日本もこれから急拡大するフェーズに入った。こうした中でタッチ決済の便利さがさらに広がると期待している。セブン-イレブンとの協業は三井住友カード、またVポイントにとって大きな飛躍につながると期待している」と述べた。

＜セブン-イレブンの永松社長＞

セブン-イレブン・ジャパンの永松文彦社長は「セブン-イレブンアプリのダウンロード数2600万DLを超え、アクティブユーザーは830万人を超えている。そこに国内約8600万人のアクティブなVポイントユーザーの方々との接点が生まれることで、さまざまなシナジー効果が期待できる。

今回の取り組みによって、今までセブンイレブンを利用していなかったお客様を新たな顧客としてお迎えできるのではないかと非常に楽しみにしている」と語った。

＜利用方法＞

最大10％のポイント還元を受けるには「セブン-イレブンアプリ」のダウンロードが必要。まずはアプリのダウンロード後、「7iD」の設定を行う。「セブン-イレブンアプリ」からVポイントの設定をするため、手元に「モバイルVカード」または「Tカード」などのVポイントが貯まるカードを用意する。

次に「セブン-イレブンアプリ」内のバナーから専用ページに移り、「Vポイント」の設定を行う。設定後は、「セブンマイル」が10マイル単位で「Vポイント」10ポイントに交換できるようになる。

そして三井住友カードの「Vpassアプリ」から、SMBCグループ各社サービスのIDと「Vポイント」の設定を行う（設定済みの人は対応不要）。

さらに「Vpassアプリ」から、対象の三井住友カードをApple Pay／Google Payに登録し、スマホのタッチ決済を設定する（こちらも設定済みの人は対応不要）。これで準備完了となる。

＜買物イメージ＞

セブン-イレブン店頭で、「セブン-イレブンアプリ」の会員コードを提示すると、買物金額に対して0.5％のセブンマイルが貯まる。さらに三井住友カードのスマホのタッチ決済で支払いをすると、買物金額に対して9.5％のVポイントが貯まる。セブンマイルをVポイントに交換することで、合計で買物金額の10％分のVポイントが貯まるという仕組みだ。

「セブン-イレブン」で貯まったVポイントは、VポイントPayアプリにチャージすると、「セブン‐イレブン」で1ポイント＝1円分として使うことができるほか、日本の750万店舗、世界の1億店舗のVisa加盟店で使える。また、全国約16万店舗のVポイント提携先で、モバイルVカードやTカードなどを提示すると1ポイント＝1円分として使用できる。

＜三井住友カードのポイント還元率＞