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日本製紙/98%バイオマス素材を使用したチルド用液体紙容器を開発

2016年11月29日 10:10 / 商品

日本製紙は11月29日、材料のほぼすべてに植物由来の再生可能なバイオマス素材を使用したチルド用液体紙容器「NP-PAK Bio(エヌピーパック バイオ)」を発売する、と発表した。

<NP-PAK Bio イメージ>
NP-PAK Bio イメージ

一般的に紙容器の表裏ラミネートには化石燃料由来の樹脂が使われているが、「NP-PAK Bio」は、表裏ラミネートに植物由来の樹脂を使用することで、従来の紙容器の機能を損なわずに、容器全体のバイオマス度を約98%にした環境にやさしいチルド用液体紙容器。

また、「NP-PAK Bio」に使用している植物由来樹脂のライフサイクルで発生するCO2の量は化石燃料由来樹脂比較で60%削減、地球環境負荷の低減に貢献する。

「NP-PAK Bio」の開発に伴い、バイオマスマークを新たに取得。バイオマス度90%のマークを容器に表示することができる。既に取得している森林認証マークの付与も可能で、環境と社会に配慮した製品として提供していく。

バイオマスマークは、一般社団法人日本有機資源協会が認定するマーク。生物由来の資源(バイオマス)を活用し、品質及び関連法規、基準、規格等に合致している環境商品の目印となる。ミニ容器は現在申請中(登録番号:160006)。

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