【2026年版】ツルハホールディングス企業情報|「数から質へ」中計2.7兆円目標、D&F400店転換・調剤強化とPB・DX戦略

最終更新日時:2026年09月10日(17:43)

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企業概要

ツルハホールディングスとは・業績ハイライト

株式会社ツルハホールディングスは、ツルハドラッグ、くすりの福太郎、ウォンツ、レデイ薬局、杏林堂薬局などを傘下に持ち、2025年12月のウエルシアホールディングスとの経営統合を経て国内5,600店舗超を展開する日本最大規模のドラッグストア連合です。

調剤併設比率約58.5%と約5万人の専門人財、約1億人のデジタル接点を強みに、地域包括ケアの中核を担う「ライフストア」構想を推進しています。

PBの共同開発や物流ネットワークの最適化、グループ統合IDの導入により規模と質の双方で業界をリードしています。

直近の確定実績および進行期(今期)の業績予想は以下の通りです。

  • ■ 2025年2月期 実績 ※9.5ヶ月変則決算
  • 売上高/営業総収入:8,456億円 (変則決算のため前期比非開示)
  • 営業利益:378億円
  • 経常利益:378億円
  • 当期純利益:172億円
  • ■ 2026年2月期 実績
  • 売上高/営業総収入:1兆4,505億円 (変則決算比較のため前期比非開示)
  • 営業利益:630億円
  • 経常利益:630億円
  • 当期純利益:426億円
  • ■ 2027年2月期 予想
  • 売上高/営業総収入:2兆5,550億円 (前期比 76.1%増)
  • 営業利益:994億円 (前期比 57.7%増)
  • 経常利益:981億円 (前期比 55.5%増)
  • 当期純利益:415億円 (前期比 2.7%減)

💡 豆知識:売上高2.5兆円超へ、国内最大級のドラッグストア連合

全国5,600店超を展開する国内最大級のドラッグストア連合。調剤併設比率約58.5%と約5万人の専門人財、約1億のデジタル接点を強みに「ライフストア」構想を推進。ウエルシアHDとの統合により売上高2.5兆円超体制へ躍進し、PB集約や共同配送、DXによる顧客体験刷新と業務効率化を加速させています。

ツルハホールディングス 業績推移(過去5年間)


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経営戦略・重点施策

1. ウエルシアHDとの経営統合とイオンとの資本業務提携によるシナジー創出

2025年12月に株式交換によりウエルシアHDを完全子会社化し、イオンの中核子会社化。NB取引条件の統一、PBの再編・共同開発(高付加価値PBとトップバリュの最適配置)、物流・配送ルートの最適化、ITインフラ共通化等により、3年間累計で400億円のシナジー創出を計画しています。

2. 中期経営計画(2027年2月期〜2029年2月期)の推進

2029年2月期に売上高2.7兆円、営業利益1,350億円(営業利益率5.0%)、EBITDA 2,025億円(EBITDAマージン7.5%)、ROE 7.0%を目指します。前半3年間を「価値創造基盤の構築フェーズ」と位置付け、収益力と資本効率を段階的に改善します。

3. 「数」から「質」への店舗・調剤戦略の転換

新規出店中心から改装・スクラップ&ビルド重視へ舵を切り、都市部住宅密集地への出店やドラッグ&フード(D&F)型店舗の拡大(3年間で400店転換、改装1,500店超)を推進。調剤併設率を58%から62%(調剤売上高6,000億円)へ引き上げ、AIを活用した受診前後フォローやオンライン服薬指導など「プライマリ・ケア」を社会実装します。

4. DX推進と顧客体験(CX)の刷新

グループ統合ID・共通顧客データベースを構築し、2027年3月よりウエルシアへのツルハ共通ポイント導入およびツルハへのWAON POINT導入を開始。電子棚札や需要予測型自動発注等の導入によりグループ全体で年1,000万時間の人時を削減し、接客・対人サービスへ再配分します。

企業概要・セグメント別業績・出店計画

【企業概要:株式会社ツルハホールディングス】

  • 社名株式会社ツルハホールディングス(TSURUHA HOLDINGS INC.)
  • 事業内容ドラッグストアチェーンの運営・調剤事業等を統括する純粋持株会社
  • 代表者代表取締役社長 鶴羽 順
  • 設立1963年6月
  • 資本金12,300百万円
  • 本社所在地札幌市東区北24条東20-1-21
  • グループ店舗数5,676店舗(直営店舗・国内。海外店舗35店舗を除く)

【セグメント別の経営成績】

※物販事業の単一セグメントであるため、販売品目別の売上実績を記載しています(2026年2月期実績)。

販売品目 主な取扱商品 売上高(構成比) 備考
医薬品 一般用医薬品、OTC医薬品 144,457百万円 (10.0%) セルフメディケーション需要に対応
化粧品 カウンセリング化粧品、制度化粧品、メイクアップ 186,248百万円 (12.8%) ビューティーケア・スキンケア強化
雑貨 日用消耗品、オーラルケア、ペット用品 347,894百万円 (24.0%) NBおよびPB商品の共同調達を推進
食品 生鮮食品、日配品、加工食品、菓子・飲料 393,616百万円 (27.1%) ドラッグ&フード(D&F)型店舗で拡充
調剤 処方箋調剤、服薬指導、在宅調剤 237,570百万円 (16.4%) 併設比率58.5%、かかりつけ機能強化
その他物販 衣料品、小型家電、受託販売等 136,114百万円 (9.4%) 地域密着型品揃え
不動産賃貸料・手数料等 店舗敷地内転貸・テナント料、取次手数料等 4,682百万円 (0.3%)
合計 1,450,585百万円 (100.0%) 営業利益 63,037百万円

【今後の出店・設備投資計画】

  • 2027年2月期 出店計画:グループ新規出店154店舗(ツルハG 80店舗、ウエルシアG 74店舗)、閉店117店舗(ツルハG 44店舗、ウエルシアG 73店舗)、純増37店舗、期末国内店舗数5,713店舗を計画。また既存店改装を503店舗実施。
  • 設備投資額:2027年2月期計画 62,427百万円(2026年2月期実績 33,377百万円)。
  • 中期出店計画(〜2029年2月期):3年間で累計出店450店舗(純増220店舗、期末5,896店舗)、改装1,500店舗超を推進。ドラッグ&フード(D&F)型を400店舗体制へ拡大するほか、海外事業は100店舗体制(投資300億円)を目指す。

役員一覧

  • 代表取締役社長:鶴羽 順
  • 取締役:桐澤 英明
  • 取締役:遠山 和登
  • 取締役:小橋 義浩
  • 取締役:吉田 昭夫
  • 独立社外取締役:田中 若菜
  • 独立社外取締役:奥野 宏
  • 独立社外取締役(監査等委員):浅田 龍一
  • 独立社外取締役(監査等委員):岡崎 拓也
  • 独立社外取締役(監査等委員):中山 泰男
  • 独立社外取締役(監査等委員):玉置 寿子

■ 役員ごとの連結報酬等の総額等(1億円以上)

役員氏名 役員区分 基本報酬 業績連動報酬 株式報酬 連結報酬等の総額
鶴羽 順 代表取締役社長 49百万円 67百万円 25百万円 142百万円

従業員の状況・ダイバーシティ

  • 連結従業員数:27,681人(外、平均臨時雇用者数 47,917人)
  • 提出会社従業員数:245人(外、平均臨時雇用者数 1人)
  • 平均年齢:44歳3ヶ月
  • 平均勤続年数:18年7ヶ月
  • 平均年間給与:7,439,918円

■ 職場の多様性・女性活躍

会社名 管理職に占める
女性の割合
男性の育児休業等
取得率
男女の賃金格差
(全労働者)
男女の賃金格差
(正規雇用)
ツルハホールディングス連結 24.6% 91.3% 63.3% 72.3%

月次売上動向(直近5ヶ月)

経営統合後のツルハグループ直近の月次売上動向の推移です。

項目 2026年3月 2026年4月 2026年5月 2026年6月 2026年7月
既存店売上比 103.3% 105.0% 104.6% 98.9% 101.7%
既存店客数比 100.4% 101.0% 102.4% 95.8% 98.2%
既存店客単価比 103.0% 104.0% 102.2% 103.2% 103.5%
全店売上比 103.9% 105.4% 104.8% 99.2% 102.0%
期末店舗数 5,663店舗 5,665店舗 5,665店舗 5,663店舗 5,660店舗

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