三菱地所/都内オフィスビルで超小型点検ドローンの技術検証開始
2024年09月05日 15:11 / IT・システム
Liberawareは9月5日、三菱地所が所有する都内大型オフィスビルで、超狭小空間点検ドローン「IBIS2(アイビスツー)」と3Dデータを活用した設計・施工DX技術の技術検証を開始する。
今回の検証は、CIC Instituteが促進事業者として運営する「東京都スマートサービス実装促進プロジェクト『Be Smart Tokyo』」に採択されたもの。都内の大型オフィスビルの大規模改修で、Liberawareが開発した超狭小空間点検ドローン「IBIS2」を活用し、高天井内の現状把握や3Dデータ化を通じて、設計・施工の効率化を進めている。
同プロジェクトは、当該ドローンを活用した技術やサービスを実装し、改修前の施設における調査期間の短縮やコスト削減を実現することを目指す。
三菱地所が所有する都内大型オフィスビルの高天井内の現状を把握し、3Dデータを取得することで、図面データとの重ね合わせを行い、緩衝部分の把握や設計図の作成に活用可能かを検証する。これにより、従来の方法に比べて調査期間の短縮や低コスト化、施工の効率化と安全性の確保が期待されているという。
なお、昨年も同プロジェクトに採択されており、前回の実証実験で得られた成果をもとに、大規模改修して技術検証を開始した。
今後は、三菱地所が保有する、ほかの物件のリニューアル工事にも技術を展開することを目標としている。
■東京都スマートサービス実装促進プロジェクト「Be Smar Tokyo」
https://jp.cic.com/besmarttokyo/
■Liberaware
https://liberaware.co.jp/
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