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オニツカタイガー/銀座に初の体験型店舗オープン、第1弾「鉄腕アトム」コラボ

2023年12月11日 16:33 / 店舗レポート

オニツカタイガーは12月12日、75周年を記念して初の体験型ストア「Onitsuka Tiger 銀座POP-UP STORE」(東京都中央区)をオープンする。11日、メディア向けに内覧会が行われた。

<鉄腕アトムとコラボ>

2024年に生誕75周年を迎える同ブランドは、100周年を見据えて歩みを進めていく時に、創業者の「若者の夢と希望、未来につながる仕事をしたい」という情熱とビジョンに立ち返ることにしたという。そこでアニバーサリーイヤーのスタートを飾る企画として「鉄腕アトム」とのグローバルコラボレーションを発表。銀座に体験型のポップアップストアを出店する。

期間は12月12日~1月31日。1階では「鉄腕アトム」とのコラボ商品を展開し、地下1階では「MEXICO 66」の体験型ストア、2階ではブランド初のカフェ「TORA CAFE 75」をオープンする。第1弾のポップアップ終了後も、年間を通して売場の内容が変化し続ける店舗だという。

<大沼ディレクター>

今回の体験型ストアについて、アシックスジャパンの大沼和範 オニツカタイガージャパン カントリーディレクターは「オニツカタイガーのブランドを体験して頂くことに重きを置いた。顧客の反応を見ながら、常に変化して新しい価値を提供し続けるお店となる。ポップアップは1月末までだが、この場所自体は残り、中身が変化していく。

銀座は現在、Z世代を含む国内の幅広い年代層の方々に加えて、インバウンドも幅広い地域の方々が非常に増えている。ブランドを発信する場所として銀座が相応しいと考えた」と説明する。

今後、コラボ製品のポップアップに限らず、通常品も含めてさまざまな売り方を検討していく。カフェについても、ポップアップ期間後も品目を変えて営業を続けていく方針だ。

<1階ポップアップストア>

1階のポップアップストアには、「鉄腕アトム」とのコラボアイテムが並ぶ。日本初の長編TVアニメーションシリーズとして誕生した「鉄腕アトム」と、日本初の競技専門シューズを本格的に展開した「オニツカタイガー」。両者の背景には、「人類の未来を担う子ども達の夢を描き続ける活力や理想を育んでいく」という共通した想いがあり、コラボの決定に至った。

大沼ディレクターは「ただのアニメコラボにならないように、ファッションアイテムとして価値を提供したい。オリジナルロゴやデザインを刺繍でも表現し、オニツカタイガーのモノ造りを伝えられるようにした」と話す。

<アトムを刺繍で表現>

コラボアイテムのラインアップは、シャツやトラックスーツ、スカート、パンツに加えて、ボディバッグ、ハット、MEXICO 66 SDなど全43品。特別制作されたオリジナルロゴと「鉄腕アトム」のデザインをあしらったアイテムを、ユニセックスの幅広いカテゴリーで用意する。

価格は約1万円~5万円台。同店と国内ECで12月12日より世界先行発売し、16日より国内の限定店舗で発売予定だ。

<テークアウトでコーヒーも販売>

1階の入口付近では、ブランド初のテークアウトコーヒー店を設置した。価格は税込500円~600円。オリジナルデザインのカップも用意した。

<地下1階「MEXICO 66 STORE」>

地下1階では、ブランドを代表するアイコンモデルのひとつ「MEXICO 66」の歴代アイテムから希少なアーカイブまで計100種以上を展示し、販売も行う。価格は約1万円~3万円台。

<刺繍サービスも提供>

ここで購入した「MEXICO 66」には、サービスでアルファベット・数字・記号の刺繍を施すこともできる。

<2階「TORA CAFE 75」>

2階では、ブランド初となるカフェ「TORA CAFE 75」をオープン。国内外で予約の取れないかき氷店として知られる奈良の名店「ほうせき箱」とコラボし、オリジナルかき氷5種を提供する。季節ごとに厳選されたこだわりの食材と、48時間かけてじっくりと凍らせた氷、繊細な職人技を堪能できるという。

<和栗と抹茶>

かき氷の価格帯は2000円~2500円。濃厚な味わいで、食前には柿の葉茶も提供される。

<店舗外観>

■Onitsuka Tiger 銀座POP-UP STORE
期間:2023年12月12日~2024年1月31日
所在地:東京都中央区銀座4-5-1 聖書館ビル地下1階~2階
2階TORA CAFEは火曜定休

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