有隣堂／キュービックプラザ新横浜店内にカフェをオープン

2024年01月25日 17:16 ／店舗レポート

有隣堂は1月26日、「有隣堂キュービックプラザ新横浜店」（横浜市港北区）に直営併設カフェ5店舗目となる「有隣堂キュービックプラザ新横浜店STORY CAFE」をオープンする。25日報道向け内覧会を開催した。

＜書店に女性をメインターゲットにしたカフェ併設＞

キュービックプラザ新横浜は、新横浜駅に直結した商業施設で、書店・カフェともに地域の生活者、駅利用のビジネスパーソンの来店を見込む。

また、新横浜駅はJR東海の東海道新幹線、JR東日本の横浜線、横浜市営地下鉄のブルーライン（3号線）、相模鉄道の相鉄新横浜線、東急電鉄の東急新横浜線の五つの鉄道会社と五つの路線が利用できる、交通アクセス抜群の立地となっている。

カフェのコンセプトは「集い・学び・仕事・書籍×こだわりのコーヒーお客様一人ひとりのストーリーで豊かな時間を過ごせる場所」と設定した。地域の生活者、子育て中のファミリー、学生、ビジネスパーソンなど、メインターゲットは30～50代の女性を想定している。

＜豊かな時間を過ごせる場所目指す＞

カフェ部分は約130.5m2（書籍・文具・カフェ全体で約1089m2）で、44席用意。出張などビジネス利用に対応した無料Wi-Fi、電源付き14席・ブース席8席を設置している。

店売事業本部飲食事業部の米山博文部長は「東京ミッドタウン日比谷のHIBIYA CENTRAL MARKETで居酒屋・カフェを運営し、飲食店経営の勝ちパターンが見えてきた。新店舗はていねいにいれたオリジナルブレンドコーヒー、淡路島産のレモンシロップで作ったレモンスカッシュ、クラフトビール、手作りホットサンド、懐かしさを感じさせるケーキなどこだわりの食を提供する。現在飲食部門の売り上げは約5億円だが、3～5年で首都圏中心に出店し、10億円規模まで成長させたい」と意気込みを語った。

＜飲食事業部の米山博文部長＞

同社は、カフェ併設店舗を4店舗、直営飲食店2店舗、業務委託運営飲食店2店舗を運営しており、新店舗は飲食事業では9店舗目となる。

メニューは、「パストラミビーフとチェダーチーズのホットサンド」（税込み800円）、「チキン＆グリル野菜のホットサンド～バジルマヨソース～」（900円）、「祖師ヶ谷大蔵TiTRE（ティトル）のビクトリアケーキ～季節のジャムとバタークリーム～」（700円）、新潟MY NAME IS ICE CREAM（マイネームイズアイスクリーム）のプラントベースのアイスクリーム（豆乳バニラ・生キャラメルアーモンド、600円）、オリジナルブレンドコーヒー（450円）などが楽しめる。

＜こだわりのメニューがそろう＞