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イオン／タカキューとの業務・資本提携を解消

2024年01月25日 16:20 ／ 経営

イオンは1月25日、タカキューとの間で1992年8月27日に締結した業務・資本提携を解消すると発表した。

＜イオン＞
イオン

イオンは、1992年8月27日にタカキューとの間で本資本業務提携契約を締結し、これに基づく協力体制のもと、役員の派遣やお互いの有する経営資源を有効活用し補完していくことにより、ファッション専門店事業に関する提携を通じて相互の企業価値向上に努めてきた。

しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大等の影響により、タカキューは2022年2月期末から債務超過の状況にある。このような状況の中、タカキューは資本増強をはじめ、抜本的な経営改革を行うことを目的に地域経済活性化支援機構による再生支援決定を受けることとなった。

イオンは、地域経済活性化支援機構の再生支援決定のもと、今後の成長に向けた抜本的な経営改革を実施するタカキューの判断を尊重し、再生支援決定のもとで、経営改善・再生を進めていくことがタカキューにとって最適であるとの判断に至ったことから、タカキューとの間で、本資本業務提携契約を解消することについて合意した。

今回、資本業務提携契約は解消するが、グループのショッピングセンターへの入店等、業務上の連携は、今後も継続する予定だ。

また、イオンは1月25日時点でタカキューの普通株式を809万8000株保有しているが、その取り扱いは現在のところ未定だ。タカキューは、同日時点でイオンの普通株式を17万7900株（2023年11月末時点発行済株式総数に対する保有株式数の割合0.02％）を保有している。

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