経産省/10月の商業動態統計、小売業は7.1%減の11兆900億円
2019年11月28日 11:30 / 月次
経済産業省が発表した2019年10月の商業動態統計速報によると、商業販売額は36兆5150億円(前年同月比9.1%減)となった。
このうち小売業は11兆900億円(7.1%減)、卸売業は25兆4250億円(10.0%減)だった。
百貨店の販売額は4265億円(17.3%減)だった。主力商品である衣料品は、その他の衣料品が29.4%減、身の回り品が23.1%減、紳士服・洋品が21.6%減、婦人・子供服・洋品が20.1%減となったため、衣料品全体では21.6%減となった。
飲食料品は、5.8%減となった。その他は、家具が22.7%減、家庭用品が22.0%減、その他の商品が21.4%減、食堂・喫茶が10.0%減、家庭用電気機械器具が0.9%減となったため、その他全体では20.4%減となった。
スーパーは1兆4577億円(3.7%減)となった。衣料品は、その他の衣料品が19.7%減、身の回り品が15.6%減、紳士服・洋品が14.8%減、婦人・子供服・洋品が13.3%減となったため、衣料品全体では14.6%減となった。
スーパーの主力商品である飲食料品は、0.6%減となった。
その他は、家具が18.4%減、その他の商品が12.0%減、家庭用電気機械器具が11.1%減、家庭用品が9.0%減、食堂・喫茶が3.2%減となったため、その他全体では11.6%減となった。
コンビニエンスストアの商品販売額とサービス売上高は、1兆314億円(3.3%増)。
商品別にみるとファーストフード・日配食品が3935億円(0.7%増)、加工食品2863億円(1.8%増)、非食品が3035億円(10.2%増)で、商品販売額は9833億円(3.8%増)となった。
サービス売上高は481億円(6.0%減)だった。
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