経産省/4月商業動態統計「販売額」百貨店71.5%減、スーパー3.6%増
2020年05月29日 13:00 / 月次
経済産業省が発表した2020年4月の商業動態統計速報によると、商業販売額は40兆6980億円(前年同月比16.0%減)となった。
このうち小売業は10兆9290億円(13.7%減)、卸売業は29兆7680億円(17.3%減)だった。
百貨店の販売額は1397億円(前年同月比71.5%減)だった。主力商品である衣料品は、紳士服・洋品が84.2%減、婦人・子供服・洋品が83.0%減、身の回り品が82.7%減、その他の衣料品が68.1%減となったため、衣料品全体では82.4%減となった。
飲食料品は、50.6%減となった。その他は、食堂・喫茶が89.3%減、その他の商品が72.7%減、家庭用品が67.8%減、家具が46.6%減、家庭用電気機械器具が12.8%減となったため、その他全体では72.2%減となっている。
スーパーは1兆2047億円(前年同月比3.6%増)となった。衣料品は、婦人・子供服・洋品が57.1%減、紳士服・洋品が57.0%減、身の回り品が41.8%減、その他の衣料品が33.3%減となったため、衣料品全体では52.6%減となった。
スーパーの主力商品である飲食料品は、12.3%増だった。
その他は、食堂・喫茶が64.5%減、家具が19.9%減、家庭用電気機械器具が10.5%減、その他の商品が10.1%減、家庭用品が3.0%増となったため、その他全体では9.0%減となった。
コンビニエンスストアの商品販売額とサービス売上高は、8914億円(前年同月比10.7%減)。
商品別にみるとファーストフード・日配食品が3291億円(12.8%減)、加工食品2398億円(8.5%減)、非食品が2802億円(7.7%減)で、商品販売額は8491億円(10.0%減)となっている。
サービス売上高は424億円(22.2%減)だった。
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