ドラッグストアのインバウンド消費/2月59.9%減、UV・栄養補給人気
2020年03月31日 10:20 / 月次
True Dataは3月31日、全国ドラッグストアのPOSデータによる2020年2月インバウンド消費動向調査を発表した。
ドラッグストアにおける1店舗あたりのインバウンド消費購買金額は、前年同月と比べ59.9%減少した。ドラッグストアではインバウンド消費が大幅に落ち込む一方、国内消費は新型コロナウイルス対策で除菌・殺菌などのカテゴリの需要により、前年同月と比べ16.1%増加している。
JNTOによると2月の訪日外客数は、新型コロナウイルスの影響により、中国で団体ツアー等の販売が禁止されたことなどから、前年同月と比べ58.3%減少した。
2月のランキングでは、1位は花王「キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム 40g」、2位は資生堂「アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク a 60ml」、3位はpdc「ワフードメイド 酒粕パック 170g」だった。
2月のランキングTOP30の顔ぶれは1月と大きく変わった。1月に12商品ランクインしていたマスクは、品薄状態が続いているため、ランキングから消えたと考えられる。
マスクに代わって、季節商品のUVケア商品、体調を整えたり、栄養を補給する商品が急上昇した。
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