イトーヨーカドー/イラン情勢踏まえ包材の削減を検討、買いだめは「短期間で終息」

2026年03月31日 15:53 / 経営

イトーヨーカ堂は、イラン情勢が緊迫化しサプライチェーンが不安定化する中、商品に使用する包装資材(包材)の削減などについて検討を始めている。

<土居仁氏>
土居仁氏

3月31日に都内で開かれた新商品発表会で、同社執行役員でフード&ドラッグ事業部長の土居仁氏が記者の質問に答えた。

ホルムズ海峡を巡って緊迫した状況が続く中、食品に使う包材への影響も懸念される。イトーヨーカ堂では使用する包材の量を減らせないか検討を始めている。

同社はこれまでもエコの観点から、容器を使わずに焼鳥をバラで販売したり、素材の厚みを減らしたりすることで、プラスチックの使用量を削減する取り組みを進めている。

今回、イランの情勢を踏まえ「フタ付き包材を少し減らしていこうかと検討を始めている」という。具体的にはステーキなどに使う包材のフタをなくすことで、使用量を減らす狙い。

また、商品の安定調達について「必要があれば値上げも織り込みながら進めている。ただ、必要以上の購買は我々にとってもリスクになるため、今のところ極端な買い付けには動いていない」と説明。

一方、生活者の買いだめの動きについては、トイレットペーパーなどで「少しあった」という。ただ、店頭から商品が消えるということもなく「短期間で終息した」ようだ。

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