トライアル/9月の既存店売上1.9%増、生鮮・総菜堅調で40カ月連続増
2024年10月18日 15:39 / 月次
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トライアルホールディングス(2024年6月期:売上高7179億円)が10月10日に発表した9月度月次売上高速報によると、既存店売上高は前年同期比1.9%増、客数2.0%増、客単価0.1%減となった。
全店売上高は9.1%増。新規出店3店、閉店0店、改装リニューアルオープン3店だった。
9月 | 売上高 | 客数 | 客単価 |
既存店 | 1.9%増 | 2.0%増 | 0.1%減 |
全店 | 9.1%増 | ー | ー |
8月の地震や台風による特需の反動減があった一方、生鮮や惣菜が底堅く支持され、40カ月連続の既存店売上高成長を記録した。食品は、グロサリーにおいてビール類が、前年の酒税法改正前の駆込需要の反動があり軟調だった。デイリーは、高気温が続いたことからアイスクリームが好調。
フレッシュは、玉ねぎやきのこなどの青果、PBの味付け肉などの精肉が健闘した。惣菜は、寿司や丼物、揚物などが堅調に推移し、売上高成長に貢献した。非食品は、ハードはタンブラーなどの行楽用品やトレーディングカードなどのおもちゃ、アパレルは半袖Tシャツなどが伸長した。
9月は、観測史上最も高い平均気温を記録するなど、猛烈な残暑となった。実質、休日が前年と比較して1日多いカレンダーで、既存店売上高を0.3ポイント押し上げたと推測している。
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