流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





JILS/「需要予測」「商品の設計と包装の見直し」で物流コスト削減7~8月開催

2022年05月13日 12:20 / セミナー

日本ロジスティクスシステム協会は7月~8月、「需要予測の基本」「梱包・包装最適化による物流コスト削減実践セミナー」の2つのセミナーをオンライン開催する。

近年重要視されつつあるサプライチェーン・マネジメント(SCM)の実践において重要な考え方を提供する「需要予測」や「商品の設計と包装の見直し」に着目したセミナーを実施する。

「需要予測の基本」は、7月7日・14日開催。需要予測は、過去の市場データや未来のマーケティング計画を分析して行う。

この目的は、在庫管理、生産、調達だけではない。近年では、事業戦略をオペレーションの実行へ落とし込む、S&OPのベースとして経営管理への貢献が求められている。セミナーでは、研究が盛んな海外の知見に依拠しつつ、ビジネスにおける需要予測で重要となる 3つの学問(統計学・認知科学・経営学)の知見もまじえ、グローバル標準の知識と実務で有効なマインドを学ぶ。

■開催概要
開催日時:1日目7月7日(木)13:30~16:30、2日目7月14日(木)13:30~16:30
※1日目・2日目ともご参加ください
会場:Zoomによるオンライン開催
参加料:1人あたりJILS会員40,700円(税込み)、JILS会員外57,200円(税込み)
※参加申し込みすると、セミナーのサブテキストとして山口氏の著書『新版 この1冊ですべてわかる需要予測の基本』(日本実業出版社)を進呈

■詳細・申し込みはこちら
https://jils.secure.force.com/SeminarDetail?productid=a0R5F00000jWWe7

■講師
山口 雄大氏
東京工業大学生命理工学部卒業。
化粧品メーカーで10年以上にわたりさまざまなブランドの需要予測を担当。需要予測システムの設計、インバウンド需要予測の手法や新製品の需要予測AI開発などを主導。
2019年コンサルティングファームの需要予測アドバイザーに就任。現在はS&OPマネージャーとして、経営に貢献できる需給インテリジェンス機能の設計を目指す。Institute of Business F orecasting&Planningや経営情報学会で需要予測に関する論文発表を実施。著書に『すごい需要予測』(PHPビジネス新書)や『需要予測の戦略的活用』(日本評論社)など多数。

また、7月27日・8月3日実施の「梱包・包装最適化による物流コスト削減実践セミナー」では、商品の設計と包装がSCM・ロジスティクスに与えるインパクトを解説する。

デザイン・フォー・ロジスティクスという考えのもとで「梱包・包装」の改善に目を向け、設計から見直しを検討する。梱包・包装を改善すると、全拠点における保管や輸配送全体に良い影響を与えることができるため、効率的にコストを削減することができる。SCM・ロジスティクスと梱包・包装の関係や、デザイン・フォー・ロジスティクス推進のためのステップを講義と演習を交えて説明する。

※デザイン・フォー・ロジスティクス(DFL:Design for Logistics)とは、多様化や変化に対応しながらロジスティクスの効率を維持するために、商品・荷姿の再設計や、補充や物流プロセスの再構築までさかのぼった対策・考え方の総称

■開催概要
開催日時:1日目7月27日(水)13:30~16:30、2日目8月3日(水)13:30~16:30
※1日目・2日目ともご参加ください
会場:Zoomによるオンライン開催
参加料:1人あたりJILS会員38,500円(税込み)、JILS会員外55,000円(税込み)

■詳細・申し込みはこちら
https://jils.secure.force.com/SeminarDetail?productid=a0R5F00000jWWcf

■講師
北山 義弘氏
北山コンサルティング代表
ソニーにて包装設計、生産、物流領域IE改善・システム設計、大幅物流コスト削減PJマネジメント、グローバル物流品質改善推進を担当し、物流本部物流技術部統括部長、物流子会社物流技術部門 部門長などを歴任。
ソニー定年退職後、北山コンサルティング設立。上場企業・中小企業への物流改善コンサルティング活動、セミナー活動「ロジカルアプローチ・物流改善の進め方」「包装技術」など実践している。

関連記事

セミナー 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧