近畿経済産業局/空き店舗リノベーション×長く愛される商店街・地域づくりで交流会、12/10開催
2024年11月06日 13:44 / セミナー
近畿経済産業局は12月10日、「空き店舗リノベーション」をテーマに商店街や地域の活性化を目的とした交流会を開催する。
全国で支援をしている専門家や近畿地域で空き店舗活用の先進的な取組に携わっている人を講師に招き、商店街活性化・まちづくり成功のための秘訣や地域の課題解決のためのヒントを提供する。
<空き店舗リノベーション×長く愛される商店街・地域づくりで交流会>
意見交換会では、グループに分かれて講師への質疑応答や参加者同士の意見交換を実施。同じ悩みを抱える仲間と一緒に、商店街・地域づくりの方法を探る。
■開催概要
日時:12月10日(火)14:00~18:30(13:30受付開始)
会場:中小企業大学校関西校セミナールーム
所在地:大阪府大阪市中央区安土町2-3-13
大阪国際ビルディング27階
アクセス:地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本町」駅から徒歩2分
地下鉄御堂筋線・中央線「本町」駅から徒歩5分
https://www.smrj.go.jp/regional_hq/kinki/access/
参加費:無料(事前登録制)
対象:商店街、まちづくり会社、自治体、支援機関など、商店街活性化に関心のある人
定員:40名
主催:近畿経済産業局
共催:中小企業基盤整備機構(中心市街地活性化協議会支援センター)
締切:12月3日(火)
■申込みフォーム
※複数名で参加する場合も、一人ずつ申込みが必要
※申込みは定員に達し次第、終了
■チラシ
■プログラム
【第1部】14:05~15:05
商店街支援専門家による基調講演(30分×2名)
【第2部】15:10~16:10
近畿地域の先進的な取組事例発表(30分×2名)
【第3部】16:20~17:50
講師への質疑応答+意見交換会(90分)
【第4部】18:00~18:30
名刺交換会、交流会(30分)
第3部は、希望する講師ごとにグループに分かれて開催。申込時に詳しく話を聞きたい講師を第三希望まで選択。
意見交換会では、参加者同士の取組紹介や悩みの共有・相談などを行う。
■講演内容
第1部 14:05~15:05
講演1【中活の功罪】
石上僚氏 みらいもりやま21 ゼネラルマネージャー
2006年の法改正により、全国に認定まちづくり会社が林立した。そのほとんどが失敗に終わった原因の分析。守山においてまちづくり会社がうまく機能している理由と課題の分析。認定まちづくり会社の長所短所とそうでない組織によるまちづくりの可能性について。
講演2【まちづくり×観光 たじみDMOの挑戦】
小口英二氏 たじみDMO 多治見市観光協会COO
2022年にまちづくり会社と観光協会が統合し、新たなスタイルでのまちづくりに取り組んでいる。財源作りからリノベーションの実例や観光との連携の様子を紹介する。
第2部 15:10~16:10
講演3【若手主導の戦略的なまちづくりで「エリア価値の向上」を実現】
広瀬今日子氏 福知山フロント 取締役 事務局
シャッター通りとなった福知山駅正面通商店街は、現状を打開するため、2015年に30・40代の若手を含む有志と商店街の共同出資により、民間のまちづくり会社として「福知山フロント」を設立した。ハード・ソフトの両面からスピード感をもって多様な事業を戦略的に推進。9年間で24店舗を誘致し、魅力的な個店の集積によりエリア価値が向上した。今では「商売が成り立つエリア」として認知され、同社が絡まずとも空き店舗への出店が増加している。商店街理事、同社役員ともに若手中心に組織を一新し、さらなる事業展開を目指す。
講演4【和歌山市の新しいまちづくりへの挑戦】和歌山市(講演者調整中)
和歌山市は、都市全体の人口減少に加え、まちなかの人口減少も著しく、商業の衰退や遊休不動産の増加等によるまちなかの魅力低下や都市のスポンジ化が課題となっている。そのような中、まちなか再生に向けて、公的不動産を活用した大学誘致や公共施設の再配置、遊休不動産を活用したリノベーションまちづくりなど、様々な取り組みを展開してきた。今回は、これまでの取り組みに加えて、新たなまちづくりへの挑戦として、官民連携による公共空間の利活用とそこから生まれた商店街の再生事例を紹介する。
■問い合わせ
近畿経済産業局 産業部 流通・サービス産業課
電話番号:06ー6966ー6025
FAX番号:06ー6966ー6084
メールアドレス:bzl-kin-commerce-lg@meti.go.jp
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