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丸の内テラス/新業態の飲食・物販など11店、商業ゾーン11月5日開業

2020年08月05日 15:20 / 店舗

三菱地所は8月5日、みずほフィナンシャルグループ、全国銀行協会と共同で進めてきた東京都千代田区の「(仮称)丸の内1-3計画」において、アネックス棟の建物名称を「丸の内テラス」に決定したと発表した。

建物の竣工は9月30日、丸の内初となるルーフトップレストラン、大型エンターテインメントプレイスを含む飲食・物販・サービスの計11店舗で構成される商業ゾーンは、11月5日にグランドオープン予定だ。

<丸の内テラス>
丸の内テラス

「丸の内テラス」は、丸の内エリアにおけるさらなるオフタイムの過ごし方の充実、多様な魅力の創出を目指し、これからの時代のまちづくりで大切な要素となる「体験・出会い」を提供。丸の内エリアでも稀少な低層建物という特長・個性を活かし、棟全体を商業、エンターテインメント、プライベートクラブという豊かな時間・ライフスタイルを提供する用途で構成している。

<商業施設、プライベートクラブなどで構成>
商業施設、プライベートクラブなどで構成

商業ゾーンは、店舗面積約2200m2、飲食店7店舗、物販・サービス4店となっている。

9~10階の大型区画には、数多くの飲食店プロデュースを手掛けるトランジットジェネラルオフィス初となるフラッグシップレストラン「THE UPPER」の出店が決定した。

<クラシックとイノベーティブが融合したメニュー>
クラシックとイノベーティブが融合したメニュー

新業態となるフレンチレストランで、一つの場所に「静寂と活気」の2つのキャラクターを持つ。都会の中に出現した静寂ある空間をイメージした9階は、落ち着きのある自然素材とダークカラーを基調にしたモダンエレガントな空間の中、コースメニューが味わえる。

都会の中に出現した活気ある空間をイメージした10階は、落ち着きのある自然素材とライトカラーを基調に、上質でありながら開放感のあるテラスへ繋がっていく空間。アラカルトメニューを用意した。

<1階は洋画に出てくるようなレトロポップなムード>
レトロポップなムード

1~2階は、丸の内エリア初、第一興商が手掛ける新業態の大型エンターテインメントプレイス。テラスと一体化した店内は五感で感じるニューアメリカンダイナーに、最新鋭のカラオケやダーツなどの設備を持ったエンタメエリアを併設した。

シーンやニーズに合わせ、ビジネスからプライベートまで多彩なコミュニケーションが生まれるエリア初の大型複合エンターテインメント空間を目指す。

<2階はラグジュアリーなモダンアメリカンダイナーをイメージ>
アメリカンダイナーをイメージ

1階は洋画に出てくるようなレトロポップなムード、2階はラグジュアリーなモダンアメリカンダイナーをイメージ。どちらも非日常空間を演出する。プロジェクションマッピングを導入した2階店内では、動く壁画を眺めながら食事を楽しめる。

メニューは話題の調理機器「Dr.Fry」で揚げるBIGフライドチキン、サーロインステーキのほか、国内外のクラフトビールをはじめとする種類豊富なラインナップでアミューズメントシーンを盛り上げる。

また、1階はそのほか、東京初出店となるこだわりの名店を含む個性豊かな飲食店舗4店がそろう。

<バル ポルティージョ デ エスパーニャ>
ポルティージョ

新業態スペインバル「バル ポルティージョ デ エスパーニャ」は、20種類以上のパエリアが味わえる、米料理専門店。2012年に日本初の米料理専門店として代官山にオープンした本店「サルイアモール」から引き継いだ多種にわたるパエリアと伝統的で素朴なタパスを用意した。

パリのミシュラン2つ星レストランLE TAILLVENTのサービス・クオリティをカジュアルに楽しめる新業態のファインダイニング「ESPRIT de TAILLEVENT TOKYO」も登場。

季節の新鮮な食材で構成されたビストロ・ブラッセリーの料理を、カウンターを中心にリラックスした空間で提供する。

大阪で活躍していた小林岳シェフの「YOTTERIA GAKU」が東京に移転。豚肉の部位を駆使する本場の料理や旨味を凝縮したチーズリゾット、サツマイモのニョッキゴルゴンゾーラソースなどがそろう。

中華料理の中でも最も格式高いと称される四川料理を気軽に楽しめる、新業態のNEO四川「ジャンピングパンダ」もオープンする。

さらに、地下1階に丸の内ワーカーの日常を磨くこだわりのサービス店舗と、日常を支えるオフィスサポート店舗が集結した。

<千葉スペシャル>
千葉スペシャル

靴磨きの常識を変えた第一人者「千葉尊」氏が提供する靴磨き「千葉スペシャル」、アメリカンスタイルのバーバーショップ「HIROGINZA BARBERSHOP」、「コスメティクスアンドメディカル丸の内テラスドラッグ」、「タリーズコーヒー」、「ローソン」が出店する。

■■建物概要
【街区全体】
所在地:千代田区丸の内1-3
敷地面積:1万1237m2
階数:地下4階、地上29階、塔屋2階(建物高さ約149.7m)
構造:地上S造、地下SRC造(一部S造)
延床面積:約18万878m2
事業者:みずほフィナンシャルグループ、)全国銀行協会、三菱地所の3社による共同事業
設計・監理者:三菱地所設計・日本設計・久米設計
施工者:大林・大成・清水建設共同企業体
駐車台数:138台(丸の内パークイン)

【アネックス棟】
階数:地下4階、地上10階(建物高さ約56.65m)
延床面積:約2万530m2
用途:商業店舗、プライベートクラブ
最寄駅:東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線、都営地下鉄三田線「大手町」駅
※東京メトロ・都営地下鉄大手町駅、JR東京駅より地下通路にてアクセス可能

■■丸の内テラス 商業ゾーン ウェブサイト
https://www.marunouchi.com/lp/marunouchiterrace/
※ティザーサイト公開中

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