横浜高島屋／地下食料品フロア増床エリア第3期オープン

2020年11月12日 15:30 ／店舗

横浜高島屋は12月11日、地下食料品フロア増床エリアの第3期オープンを実施し、「Foodies’Port（フーディーズポート）」として新たにスタートする。

4段階の改装を経て、2021年春に売場面積を約1.5倍（2019年8月比）に拡大、スウィーツや酒、ベーカリーなど百貨店の強みとなる商品を拡充し、よりライブ感・トレンド感のある日本最大級の売場に一新する一環。

＜Foodies’Portのイメージ＞

第3期となる今回の改装では、主にスウィーツ、酒、グローサリー売場を拡充。自社が提案する「コンビニエンスな食のセレクトショップ」として、「hama-pla（ハマプラ）」もオープンし、近隣に増加するオフィスワーカーを中心に需要を取り込む。

今回のオープンを期に、本館エリアを「Foodies’Port1」、地下街エリアを「Foodies‘Port2」と改称する。増床エリアとの回遊性を意識した品ぞろえ、店舗環境にすることで、より多くのお客に対応する。

＜フロアマップ＞

今回は、「日本初登場6ブランド」「横浜地区初登場4ブランド」含む全17ブランドの「スウィーツマーケット」を展開する。

日本初登場では、「N.Y.C.SAND」を手掛ける「東京玉子本舗」が今回の増床リニューアルに合わせて開発したキャラメルスウィーツのオリジナルブランド「CARAMER（キャラマー）」、アートキャンディショップ「パパブブレ」の新業態「FRuuuTs!（フルーーツ！）」、良質な材料にこだわり、しっかり手間ひまかけて焼きあげたパイ専門ブランド「PIE314（パイ314）」、「クッキーの泉屋」が手掛けるスコットランド伝統菓子ショートブレッド専門店「Shobre（ショブレ）」、チーズスウィーツ専門の新ブランド「横濱チーズ香る洋菓子店」、がオープンする。

横浜地区初登場では、フランスでも人気の「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」が横浜髙島屋に常設店として登場する。また、世界中からクリームチーズを探し、何度も試作を繰り返して辿り着いたという「御用邸チーズケーキ」が人気の「CHEESE GARDEN（チーズガーデン）」、「PRESS BUTTER SAND（プレスバターサンド）」、人気銘菓「萩の月」で有名な仙台のブランドが常設店として「菓匠三全」を出店する。

＜和洋酒売場＞

和洋酒売場は、売場面積を約2倍（2019年8月比）に拡充、赤星慶太氏監修のフードペアリングバーも併設の酒売場を設置する。

「発見・楽しい・伝える」をコンセプトに「日本酒」「蒸溜酒」「ワイン」「フードペアリングバー」「レ・カーヴ・ド・タイユヴァン」の5つのゾーニングで構築し、ビギナーからプロユースまでそれぞれのニーズに対応する品ぞろえに拡充する。

また、百貨店初登場の美と健康を意識した米糠専門店「0.6 RICE BRAN OIL（0.6 ライスブランオイル）」が出店。創業117年、老舗米卸「神明グループ」が手掛ける「内からも外からも美を追求する」オイルブランド「0.6 RICE BRAN OIL」を誘致した。

米の栄養の8割が含まれていると言われる「米糠」を独自の技術で加工する米糠専門店で、飲む米糠やスムージーなど米糠をベースにした商品を数多く展開する。

＜COFFE BEANS Cle de YOKOHAMA＞

横浜地区のお客からニーズの多いこだわりの珈琲・紅茶専門店として、「COFFE BEANS Cle de YOKOHAMA（コーヒービーンズクレドヨコハマ）」を誘致した。

急増する横浜駅近辺のオフィスワーカーニーズを捉え、キーコーヒーが地元・横浜に根差した新たなブランドを立ち上げた。45種の豆を取りそろえ、近年トレンドでもあるオーガニック豆や農園限定豆もラインナップする。

テイクアウトコーナーも併設し、店頭で販売している全ての豆の中から選び、ハンドドリップで提供する。新ブランドグッズ（マグカップ、トートバッグ等）も販売する。

■地下食料品フロア増床エリア第3期オープン概要
オープン日：12月11日
ブランド数：コンビニエンスな食のセレクトショップ「hama-pla」
、洋菓子17ブランド、グローサリー3ブランド、酒売場
営業時間：「Foodies’ Port1」（本館エリア）10時～20時
「Foodies’ Port2」（地下街エリア）10時～21時
※「hama-pla（ハマプラ）」は、平日のみ8時～21時まで営業
土日祝は10時～21時まで営業