名古屋・セントラルパークアネックス跡地/オフィス・商業の複合ビル、26年11月竣工

2024年10月07日 11:28 / 店舗

三菱地所は10月1日、名古屋市中区の錦三丁目で推進する「(仮称)錦三丁目5番街区計画」の新築工事に着工した。7日に起工式を実施。竣工は2026年11月30日を予定している。

<外観イメージ>

同計画は、「セントラルパークアネックス」「桜錦ビル」跡地における、オフィス・商業の複合ビル開発プロジェクト。かつて市民に親しまれたビルの記憶を継承しながら、計画地周辺とのにぎわいのつながりやエリアの回遊性の向上を通じ、栄エリアの都市機能強化につなげる。

<1階店舗イメージ>

名古屋を象徴する「中部電力 MIRAI TOWER」をはじめ、憩いと交流の拠点である久屋大通公園に隣接する街区に立地。久屋大通公園に面する地上1階部分には路面店舗を配置し、オープンテラス席を設けるなど、ビルと公園のにぎわいが一体化することで、エリアのさらなる魅力向上・活性化を図る計画だという。

低層部には立体的な壁面緑化を施すことで、久屋大通公園との緑の連続性を備え、歩行者からの視認性の高い緑化景観と温かみのある歩行空間を創出する。

<地上・地下を結び回遊性アップ>

また、同計画は、名古屋市都市計画地区計画における「名古屋駅・伏見・栄地区都市機能誘導制度」を活用。この制度で誘導用途とされている高品質オフィスの整備に加え、地下街との接続、緑化の整備、敷地の集約化などを行う。

地下鉄駅(桜通線、名城線)、地下街(セントラルパーク)と地下1階で接続を予定し、地上1階にかけて公共の用に供するエレベーターを建物内に整備することで、地下鉄利用者の地上への円滑な動線を確保。駅・まちを往来する利用者の利便性を高めることで、エリアの回遊性向上を図る予定だ。

■(仮称)錦三丁目5番街区計画
所在地:愛知県名古屋市中区錦3-503-1ほか
アクセス:地下鉄桜通線・名城線「久屋大通」駅直結
敷地面積:2235.91m2
延床面積:約2万4123m2
階数・高さ:地上13階、地下1階 高さ約60m
構造:地下 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造/地上 鉄骨造、一部CFT造
主要用途:オフィス、商業、駐車場
事業者:三菱地所
設計:三菱地所設計、矢作建設工業
監理:矢作建設工業
コンストラクションマネジメント:三菱地所設計
施工:矢作建設工業
着工:2024年10月1日
竣工:2026年11月30日

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