ZARA/大阪に国内初のメンズストア「ZARA MAN心斎橋筋」オープン

2025年12月22日 11:42 / 店舗

ZARAは12月20日、大阪・心斎橋に日本初となるメンズストア「ZARA MAN心斎橋筋」(大阪市中央区)をオープンした。

<外観イメージ>
ZARA

今回の出店は、心斎橋に今秋誕生して日本初のZacaffeを併設した旗艦店に続くもので、同エリアにおけるブランドの存在感をさらに高める狙いがある。2フロア・約600m2で構成され、ZARAアーキテクチャースタジオが内外装をデザインした。

店内には、さまざまな体験を提供するために異なるエリアを設け、ブランドならではのラインやコレクションを展開する専用スペースを用意。ZARA MANの主要コレクションに加え、「SOSHIOTSUKI X ZARA」、「AARON LEVINE X ZARA」、「CASTELLANO 1920 X ZARA MAN」など、複数のコラボレーションアイテムをラインアップした。

店内には、ZARAの統合プラットフォームを活用した最新機能を導入。店舗在庫の検索、商品の店内位置の確認、オンライン注文商品の2時間以内の店頭受け取りなど、利便性の高いサービスを利用できる。

また、バリアフリー対応のカウンターを備えたアシスト型チェックアウトや、返品専用カウンターも設置した。

<エントランス>
ZARA

店内は、ダークウッドの壁面とシームレスなコンクリート床で構成された開放感あふれるエントランスホールからはじまり、スペイン産の石灰岩による彫刻的な階段が2フロアを優雅につなぐ。

オープンを記念し、ガリシアと日本を結ぶ特別展示を開催。ガリシア地方の伝統的な雨よけ用の衣服「コロサ」をアルバロ・レイロ氏が再解釈した作品と、濱谷浩(1915–1999)の写真作品とが対話を生み、素材と文化の記憶に対する共通の感性を浮かび上がらせる。アルバロ・デ・ラ・ベガ氏の彫刻や日本のアンティーク家具も展示した。

<リスニングルーム>
ZARA

体験の終着点となるのは「リスニングルーム」。同空間は「素材そのものが音に耳を澄ます」というコンセプトのもと、スペイン人アーティストのルーカス・ムニョス氏によるカスタムスピーカーとレコードを通じて、音がストアの物語と調和する感覚を味わえるという。障子に着想を得た吹き抜けの大窓には、微かに揺れる樹々の影が映し出される。

このほか同店では、高度なエネルギー効率システムを採用。空調設備の効率化、LED照明の導入、環境負荷の少ない素材の活用などの取り組みを行っている。店舗はZARAの内部プラットフォーム「Inergy」と連携しており、空調や電力消費を中央管理することで、最適な運用、効率的なシステムの特定、メンテナンス向上、エネルギー需要の削減戦略策定に役立てているという。

■ZARA MAN 心斎橋筋
所在地:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-3-23 TESTA心斎橋
営業時間:10時30分~22時

ZARA/大阪・心斎橋に新旗艦店オープン、コンセプトカフェや最新テクノロジー導入

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