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丸八HD/イケアと取引するニュージランドの子会社を譲渡

丸八ホールディングスは8月25日、子会社G L BOWRON&CO LIMITED(G社)の株式を、Rich Development Limited(R社)に譲渡すると発表した。譲渡価格は1686万9728オーストラリアドル。

グループは1989年6月に、G社を買収・子会社化した。G社では当初、ダイレクトセールス用高級毛皮寝具の生産を行っていた。

その後、グループは、生産コスト低減を目的として、G社での毛皮寝具の生産を徐々に、中国や東南アジア諸国の外注先へシフトしてきた。

その間において、G社は、生産余力が生じたため、量販店向け卸売用リビング用品の生産・販売を強化してきた結果、現在では、グループ卸売の主力子会社となった。

現在、G社と、G社主要販売先であるIkea Trading HK Ltd(I社)との取引関係は良好だが、取引契約期間は単年度となっており、来期以降の取引継続は保証されておらず、依存度も高い状況となっている。

2016年3月期では、I 社への売上高は連結売上高の19.8%を占めている。

以上の状況をふまえ、G社株式を第三者へ譲渡することを検討していた。

G社のような毛皮生産関連ビジネスを営む事業者は世界に数社しか存在しないといわれている。

G社株式の譲渡先候補の存在が限られている中で、今般、グループ仕入先(毛皮製品製造業)の関連企業であるR社から、G社株式譲渡の申し出があった。

G社主力販売先Ikea Trading HK Ltd への高い取引依存と失注リスク(現状は単年度契約)を解消する好機であり、また、子会社(中間統括会社)の丸八真綿からG社に対する貸付金8億8600万円について、株式譲渡を条件にR社が全額肩代わり返済する予定であり、グループの財務上のリスク軽減にも大きく寄与することから、株式譲渡を承諾したという。

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