ジャパントータルロブロス/カフェレストラン運営、民事再生で負債15億円
2016年09月27日 12:00 / 経営
帝国データバンクによると、ジャパントータルロブロスは9月26日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請、同日保全命令を受けた。負債は債権者約100名に対し約15億円。
2004年9月に設立。フレンチトーストの専門店「Yocco’s French Toast Cafe」を中心に、イタリアンビュッフェやリゾートカフェレストランなど合計8店舗を、東急線自由が丘駅近隣、恵比寿、渋谷などで展開している。
代表らの前職での経験を生かした明るい雰囲気の店舗内装、リーズナブルな価格設定で女性客の人気を得て、2015年6月期には年売上高約13億400万円を計上していた。
しかし、幕張など都心のショッピングモールや大型商業施設へ出店した店舗で投資に見合った集客を得られず、いくつかの店舗で閉店を余儀なくされるなど損失が拡大し、ここ数年は資金繰りが悪化していた。ここに来て業況改善のメドが立たなくなり、今回の措置となった。
なお、今後は飲食店のFC事業のほか多数の再生企業を傘下に収めるジー・テイストがスポンサーとなり、支援する方針。店舗の営業は継続している。
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