H2O/2020年度イズミヤと阪急オアシスのシステム共通化
2019年05月15日 16:50 / 経営
エイチ・ツー・オー リテイリングは5月14日、食品スーパー(SM)の運営に特化した新会社を設立し、イズミヤと阪急オアシスのプラットフォームを共通化すると発表した。
<プラットフォームの概要>
出典:中期計画「GP10-2 フェーズ2(2019-2021年度)」説明資料
同日、発表した中期計画「GP10-2 フェーズ2(2019-2021年度)」の一環。
今回、イズミヤを再編し、SM運営に特化した会社を分割する。これに合わせて、新分割会社と阪急オアシスは、2020年度に新たな営業システムを稼働し、商品管理やオペレーションを統合する予定だ。
SM運営のプラットフォーム共通化により、商品の共同調達や、物流センターの運営効率化、立地に合わせた柔軟な店舗展開などをする計画だ。
SM運営に適した共通プラットフォームにより、運営体制の効率化を図る。
コア事業の一つである食品事業は、イズミヤと阪急オアシスなどのSM各社および食品製造会社により構成している。
2014年のイズミヤとの経営統合により、阪急オアシスと合わせて約200店舗を展開する、関西有数の食品取扱高を有するグループとなった。
統合効果の実現に向けて、イズミヤと阪急オアシスの共同仕入れ、プロセスセンターや惣菜製造会社の統合などに取り組んできたが、両社の商品管理やオペレーションが異なっており、そのスケールメリットを十分に引き出しきれていなった。
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