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味の素/日本理化学薬品と合弁でシステイン塩酸塩の生産会社設立

味の素は2月8日、日本理化学薬品との合弁により、システイン塩酸塩の生産会社設立に合意し、2月2日、合弁事業契約を締結した、と発表した。

合弁会社の名称は、ジェイ・システイン。2017年度下期に稼働を開始する予定。

システインは、医薬品、食品、フレーバー用の原料として広く使用されているアミノ酸だが、市場では、主に動物由来の原料による抽出品が使用されている。

抽出品は、そのほとんどが中国メーカーにより生産されているが、近年の環境規制強化、為替変動、人件費高騰等の要因により供給が不安定になるリスクが高まっている。

近年、食品、フレーバー用を中心に非動物由来のシステインの需要が高まっているが、世界的に供給量は十分とは言えないという。

味の素は、システインの原料となるシスチンの発酵法での生産を2013年に開始。発酵法によるシスチンを原料としたシステイン誘導体の生産をグループ会社の日本プロテインで行い、市場のニーズに応えてきたが、拡大する需要に対し、同社の供給能力は既に上限に達しており、生産拡大が急務となっている。

一方、日本理化学薬品社は、システイン生産のパイオニアであり、1960年代より医薬原料用を中心としたシステイン誘導体を生産している。

味の素の発酵技術と日本理化学薬品社で長年培われたシステイン生産技術を活かすことで、非動物由来のシステイン塩酸塩の供給能力を拡大し、市場のニーズに対応する。

■ジェイ・システイン概要
所在地:栃木県足利市
設立:2016年5月(予定)
事業内容:システイン塩酸塩の製造
従業員数:工場稼働時約20名(予定)
資本金:4800万円
出資比率:日本理化学薬品51%、味の素49%

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