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日清食品/滋賀県栗東市に関西工場新設

2016年12月07日 15:01 / 経営

日清食品は12月7日、滋賀県栗東市(りっとうし)に関西工場(仮称)を建設する、と発表した。

<関西工場 イメージ>
関西工場 イメージ

設備投資額は575億円、延床面積11万3368m2。カップめん、袋めんを生産し、生産能力(日産)は、315万食(第3期操業開始後)。

2018年8月第1期操業開始、完成(第3期工事完了)は、2019年12月の予定。

日清食品の新工場建設は、1996年の静岡工場以来。

日清食品グループは、2016年5月に「中期経営計画 2020」を発表し、「2020年度時価総額1兆円」を目指している。新工場は、その取り組みのひとつであり、生産性向上と品質管理の強化を図り、BCP対策を含めた供給体制を確立することで、中期経営計画の達成を目指す。

現在稼働している滋賀工場(滋賀県栗東市)は、西日本の主要生産拠点として1973年9月から操業しており、高効率の設備の導入や今後の拡張性が課題となっていた。

新関西工場では、自社研究所「the WAVE」の独自開発による最新鋭設備の導入とIoT技術の活用により自動化と効率化を進めることで、さらなる製品の安全性とコスト競争力の向上を実現。

また、50%以上の省人化などにより、新工場建設に伴う減価償却費増を上回るコスト削減を目標としている。

なお、関西工場は、現滋賀工場から北に約350m離れた場所に位置しており、日清食品が所有している9万9865m2の土地に建設する。

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