西武プロパティーズは、東京ガーデンテラス紀尾井町を開業することで、紀尾井町エリアの賑わいの創出を目指した。そのため、敷地内のパブリックスペースは5つの広場を設置した。
紀尾井町通り側からプリンス通りに向かうエントランスには、花の広場を設置し、プリンス通り側には空の広場を設けた。
さらに、空の広場から、敷地内を抜けて、清水谷公園へ抜ける動線として「ガーデン大通り」を設置し、「水の広場」、「芽生えの庭」、「光の森」を配置することで、敷地内の回遊性を高めた。
ガーデン大通りには、「グランドプリンスホテル赤坂 旧館」として運営していた洋館「旧李王家東京邸」(東京都指定有形文化財)を復原し、「赤坂プリンス クラシックハウス」として運営する。
プリンスホテルが運営する「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」は客室のみで、レストラン街や宴会場(バンケット)を有さないホテルとなっているため、「赤坂プリンス クラシックハウス」がバンケットと飲食施設の機能を担う。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。