西武プロパティーズは5月10日、東京・紀尾井町に「東京ガーデンテラス紀尾井町」をオープンする。
グランドプリンスホテル赤坂跡地の再開発計画で、オフィスを中心に、ホテル、住宅、商業ゾーン「紀尾井テラス」を有する複合施設を建設した。
地下2階、地上36階、高さ180mの「紀尾井タワー」の敷地面積は約3万400m2、延床面積は約22万7200m2。総事業費は約1040億円。
商業ゾーン「紀尾井テラス」は1階~4階に約1万800m2で展開。5階~28階はオフィスで約11万m2を展開。30階~36階プリンスホテルが、客室数250室のホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」を運営する。
5階~24階までにはヤフーが本社のほか、グループ企業と合わせて入居し、約7000人が勤務。25階~27階にはメットライフ生命、28階も入居企業が決定しており、オフィスは満床となっている。
オフィス入居企業で働くオフィスワーカーの数は約8000~8500人程度を想定する。
住居棟は別棟「紀尾井町レジデンス」を配置。地下2階、地上21階、高さ90mに住宅135戸を設けた。月額家賃は35万円~240万円ですでに入居が始まっている。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。