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ファーストリテイリングは11月18日、デニムの本場として知られる米国カリフォルニア州ロサンゼルスに、デニムの研究・開発を行うための専門施設「DENIM INNOVATION CENTER」を開設したと発表した。
施設には、プレミアムジーンズで知られる自社グループブランドのJ Brandのメンバーのほか、グループのジーンズ開発のスペシャリストが集結し、ジーンズの伝統を踏まえつつ、革新的なテクノロジーや素材を活用したジーンズの開発を進める。
ユニクロとJ Brandのジーンズの研究を進め、2017年秋冬シーズンから施設で開発した両ブランドの商品を発売する予定だ。
世界中からデニムの情報が集まるロサンゼルスに研究開発拠点を設けることで、今の時代のエッセンスをいち早くデザインに取り込んでいく。
ジーンズ作りにおける重要な要素である、生地、はき心地、加工・デザインディテールを軸に、世界を代表するファブリックメーカーとの生地開発や、最先端の加工技術の研究・開発を行い、より美しく、快適に着用できるジーンズを作る。
研究・開発拠点を持つことで、これまで一般的だった外部工場への委託ではなく、自社の施設でサンプル作成などを一括管理することができる。
最新の設備を用いて試作品の迅速な作成とレビューが可能になり、商品開発のスピードとクオリティが格段に向上する。
生産委託先の工場の研修拠点としても活用できるため、実生産時の商品の完成度の向上も見込めるという。
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