ジョイフル本田/7~9月、増税前の駆け込み需要対応し増収増益
2019年11月01日 09:50 / 決算
ジョイフル本田が11月1日に発表した2020年6月期第1四半期決算によると、売上高377億600万円(前年同期比2.5%増)、営業利益25億8100万円(41.0%増)、経常利益28億3200万円(32.0%増)、親会社に帰属する当期利益19億1500万円(32.2%増)となった。
ホームセンター事業は、天候不順の影響により7月度は季節商品が伸び悩んだが、梅雨明け後は一転し連日の猛暑による夏物関連商品の販売が伸長した。
計画的な商品手配を実施したことにより、消費税増税前の駆け込み需要に対応でき生活雑貨部門が伸長。9月に発生した台風15号の影響により2店舗で3日間の部分営業となったが、復旧需要に臨機応変に対応したことにより「住まい」に関する分野が大きく伸びた。
また、利便性向上のため、営業時間の見直しを実施し、閉店時間を30分延長し午後8時閉店した。店頭で無料配布している同社のナビゲートマガジン「JOYFUL HONDA mag.」の内容を刷新。取扱商品で実現できるライフスタイル提案をメインテーマとし、その内容をWEB、SNSなどの各種販促媒体を通じて情報発信を開始した。
売場での商品展開とも連動させ、「ジョイフル本田の価値観や強み」をよりわかりやすく伝えられるよう改善を図った。
商品面は、従前の概念にとらわれない新規取引先との取り組みの推進や新規商品の積極的な導入など、新たなマーチャンダイジング施策に取り組んでおり、客単価の向上に寄与した。
さらに、地域に根ざすというポリシーに基づき、店舗への交通手段を持たない人への買物支援サービスを開始。荒川沖エリアでは、土浦地区タクシー協同組合が運営する「のりあいタクシー土浦」を利用し、店舗への送迎サービスを実施している。
通期は、売上高1487億4000万円(前期比0.3%増)、営業利益91億2500万円(8.6%増)、経常利益100億1000万円(2.7%増)、親会社に帰属する当期利益63億7500万円(45.4%増)を見込んでいる。
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