いなげや/巣ごもり需要の弱まり受け4~6月減収減益
2021年08月03日 10:50 / 決算
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いなげやが8月3日に発表した2022年3月期第1四半期決算によると、営業収益645億200万円(前年同期比6.9%減)、営業利益9億6100万円(68.6%減)、経常利益10億5200万円(66.6%減)、親会社に帰属する当期利益6億6400万円(68.7%減)となった。
前年度の巣ごもり需要の弱まりを受け、減収減益を計上した。
売上総利益率は0.9ポイント減少して27.9%、売上総利益は172億3600万円(10.2%減)。販売費及び一般管理費は、189億21百万円(0.7%増)。
スーパーマーケット事業は、セグメント別売上高(外部顧客)は509億5500万円(8.0%減)、セグメント利益は7億6000万円(73.0%減)。
売上高は、新型コロナウイルス感染症の流行による生活様式の変化が徐々に通常に戻りつつあり客数は増加したものの、はじめての緊急事態宣言が出た前年の反動もあり、一点単価、買上点数が前年を下回ったため、既存店売上高が前年同期比5.9%減だった。
設備投資は、いなげやにおいて既存店の活性化を引き続き推進し、小平回田店(東京都小平市)、松伏店(埼玉県北葛飾郡松伏町)など3店舗の改装を実施した。
6月末での店舗数は、前連結会計年度末から変動なくいなげやの133店舗、三浦屋の8店舗を合わせて141店舗。
ドラッグストア事業ウェルパークは、セグメント別売上高(外部顧客)は107億6300万円(3.4%減)、セグメント利益は1億1000万円(29.4%減)。
既存店売上高は2.5%減だった。
設備投資は、既存店の活性化のため、東葛西店(東京都江戸川区)、東日暮里一丁目店(東京都荒川区)など10店舗の改装を実施。6月末での店舗数は、前連結会計年度末から変動なく136店舗となっている。
通期は、営業収益2600億円(2.2%減)、営業利益40億円(42.7%減)、経常利益42億円(42.4%減)、親会社に帰属する当期利益20億円(51.5%減)を見込んでいる。
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