流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





アクシアルリテイリング/巣ごもり反動と会計基準変更で4~6月営業利益27.5%減

2021年08月03日 10:40 / 決算

アクシアルリテイリングが8月3日に発表した2022年3月期第1四半期決算によると、売上高601億700万円、営業利益29億2600万円(27.5%減)、経常利益29億8100万円(27.3%減)、親会社に帰属する当期利益20億2300万円(27.7%減)となった。

減益の要因は、前年同期の新型コロナウイルス感染症拡大期当初の異常な業績の伸びの反動、「収益認識に関する会計基準」の影響を大きく受けたとみている。

既存店売上高は4.4%減、客数3.6%減、客単価0.8%減、買い上げ点数0.4%増、一品単価1.2%減。

営業面では、前年の売上増の反動で販売数値が悪く見えがちな状況にあり、従業員のモチベーションが下がりがちになることを見越し、原信、ナルスでは4月に社内販売コンクールを実施。売場を盛り上げた。

また、商品の自動発注に2種類の需要予測型(統計解析型・AI型)を採用しているが、前年度原信、ナルスの日配部門に導入したAI型をフレッセイの日配部門に適用する実証実験を開始している。

店舗数はグループ計129店舗となっている。

通期は、売上高2380億円、営業利益99億円(18.3%減)、経常利益100億円(20.4%減)、親会社に帰属する当期利益63億円(23.9%減)を見込んでいる。

2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」を適用。比較対象となる会計処理方法が異なるため、売上高の対前期・対前年同四半期増減率は記載していない。

関連記事

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧