渋谷PARCO/サスティナブル推進で共同プロジェクト「4202122」始動
2022年02月22日 14:40 / 店舗
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パルコは2月25日、「渋谷PARCO」4階フロアをリニューアルオープンする。
ファッション・アート・カルチャーを発信する上で切っても切り離せないサスティナブルというテーマを見つめ直し、その提案をよりダイレクトに伝える施策を実施する。
そのメッセージを体現する取り組みとして、デザイン・設計事務所「DAIKEIMILLS」を中心とした都市のボイド(隙間)をスクワット(占拠)して新しい意味を作る社会プロジェクト「SKWAT」、グラフィックデザイナー、加瀬透氏との共同プロジェクト「4202122」を立ち上げる。
これまでの商業施設の空間デザインに希薄だった「上書きしやすい軽快さ」を徹底的に追求し、どんなコンテンツが入り込んでも、その色を自由に足せる、柔軟性を持った場作りにチャレンジする。
商業施設の抱える構造的な課題に向き合った意欲的な試みで、空間の内部は定期的に更新されるショップイベントスペースギャラリー展開を予定している。
2月25日からの第1弾プロジェクトとして、時代を超えて愛される究極のサスティナビリティであるヴィンテージアイテムを扱う、日本各地のファッション・インテリア・ライフスタイルの各ジャンルが集まる日本最大級のヴィンテージ総合オンラインモール「Vintage Collection Mall(VCM)」による「VCM MARKET BOOTH」をオープンする。普段は路面展開をするヴィンテージの名店が集まる予定だ。また、22年秋には「4202122」第2弾の展開も予定している。
渋谷PARCOは、「環境に配慮した次世代型ファッションビル」として、リペア、クリーニング、買取などの循環型サービス店舗の導入や、エネルギーの効率的利用促進などの活動を継続推奨しており、今回は渋谷PARCOならではの、サスティナブルに焦点をあてたリニューアルに取り組む。
従来の商業施設では、新規テナントが出店する際に莫大なコストをかけて内装を作りこむことが一般的だった。しかし、これには当然多くの内装投資が必要となり、若いスタートアップブランドやクリエイターが出店するためのハードルの一つとなっていた。
また、このコストを回収するため、35年は継続して出店をし続ける必要があり、柔軟性のある取り組みをしづらいという状況があった。リニューアルで新たなテナントが出店する際には再度内装を作りかえる必要があるため、そのたびに廃棄物が出てしまうことも、サスティナブルな商業施設の実現という点では課題となっていた。
こうした背景から、渋谷PARCOでは、今回新たな試みとして商業施設特有のこうした「負の連鎖」を取り払うべく、「SKWAT」、加瀬透氏と連携した実験的な「集合型総合モール」という新たな形の売場として「VCM MARKET BOOTH」をオープンし、この中で定期的にショップが入れ替わりながら出店できる仕組みを取り入れた。
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