帝国データバンク/バレンタインチョコの1粒平均436円に、円安・輸送コスト増響く
2026年02月03日 14:12 / 商品
帝国データバンクが2月3日発表した2026年バレンタインシーズンのチョコレート価格の動向によると、1粒平均436円(前年比4.3%増)だった。
2年連続で1粒400円を超え、調査開始以来の過去最高額を更新した。
前年から価格が上昇したチョコレートは、日本・輸入ブランドあわせて全体の62.0%(88ブランド)だった。
「国内ブランド」平均は413円(8円増)、「輸入ブランド」平均は461円(31円増)となり、特に欧州ハイブランドで値上げ幅が大きかった。
また、パッケージ当たりの個数減、カカオ豆由来の原材料使用が少ないチョコレート菓子の割合を増やすなどして、値上げ幅を抑える傾向が目立ったという。
値上げの要因をみると、2024年のカカオショックからは落ち着きつつあるものの、円安や輸送コストの上昇が響き、製造コストの高止まりが続いている。
トッピングなどで使用頻度の高いナッツ類では、異常気象に加え、健康志向の高まりで拡大した「アーモンドミルク」などの需要増を背景に、アーモンド・ピスタチオ・カシューナッツなどで輸入価格が上昇している。
さらに、チョコレートを包むアルミ箔(はく)やセロハン、箱などの包装資材、輸送費も大幅に値上がりしている。
※調査対象は全国の百貨店・ショッピングモールなどに展開する累計155のチョコレートブランド(2026年は販売実績のある142ブランドが対象)。前年の価格と比較可能な商品(1粒バラ売りまたは複数個入りのセット、アソート、ボックス(詰め合わせ)タイプ)。
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