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スターバックスコーヒージャパンは、一部での店舗でハンドドリップやサイフォンによるコーヒーの提供を開始した。
通常のスターバックスコーヒーでは、エスプレッソマシン、コーヒープレス、クローバーといった機械を用いてコーヒーを抽出している。
一方で、コーヒーの抽出方法のバリエーションを増やす取り組みとして、一部の店舗でハンドドリップとサイフォンによるコーヒーの抽出を導入した。
ハンドドリップは、アークヒルズ店(東京都港区)、目黒店(東京都品川区)、鎌倉御成町店(神奈川県鎌倉市)、JRJP博多ビル店(福岡市)で提供。
サイフォンは、アークヒルズ店と目黒店で提供している。
スターバックスでは2011年2月から、全店に供給するだけの数量が確保はできないが、魅力的で個性的な特徴のある豆を提供するスターバックスリザーブという取り組みを開始した。
現在日本では、全国59店でスターバックスリザーブを提供している。
その時々の商品調達によって、品そろえは異なるが、4種類程度のコーヒー豆を売り切りで販売する。
コロンビアラユニオン(250g)税別2600円、コロンビアセロアズール(250g)7800円、パプアニューギニアルオカ(250g)2600円を販売している。
店頭でコーヒーを提供する際に、抽出方法で大きくことなるコーヒーの味わいを体験してもらうために、ハンドドリップやサイフォンを用意したという。
2018年には、東京・中目黒に焙煎施設やワークショップスペースを併設した「スターバックスリザーブロースタリー」をオープンする計画で、ロースタリーでもさまざまな抽出方法を提供する。
中目黒では10月28日、ハンドドリップによる抽出方法が特徴の一つとなっているブルーボトルコーヒーがワークショップスペースを併設した大型店をオープンする。
スターバックスリザーブロースタリーを発表するために来日したスターバックスの創業者ハワード・シュルツ氏は「スターバックスコーヒーは人の成長に情熱を傾け、質の高いコーヒーを世界30か国から1年間に300日かけて調達している。企業規模の小さいサードウェーブとかは関係なく、お客さまに対してスターバックスの良い点を伝え行きたい。お客さまがコーヒーを飲むのは、マーケティング施策やお店の立地ではなく、コーヒーの質とパートナーが持っているお客さまとのきずながあるからだ」と語っている。
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